胃がんハイリスク検査(ABC判定)を受けてみませんか

1. 胃がんハイリスク検査(ABC判定)とは・・・

胃が萎縮していたり(慢性萎縮性胃炎など)ピロリ菌に感染していると、胃の病気にかかりやすいとされており、胃がんの多くは萎縮した胃粘膜から発生することが知られています。
このABC判定は、胃の萎縮度をはかるペプシノゲン検査と、ピロリ菌の感染を調べるヘリコバクター・ピロリ抗体検査を併せておこなうことで、胃がんなどの発生リスクを手軽な血液検査のみで知ることができる検査です。

2. ペプシノゲン検査

胃粘膜が萎縮すると「ペプシノゲン」という物質の分泌量が少なくなるため、血液中のペプシノゲン値も低下してきます。このペプシノゲンの血中濃度を測定することで、胃粘膜の萎縮の程度を知ることができます。進行した慢性萎縮性胃炎は胃がん発生の原因となります。

3.ヘリコバクター・ピロリ血液抗体検査

「ヘリコバクター・ピロリ菌」に感染すると体内に抗体が作られます。この抗体を測定することで感染の有無を調べることができます。
ヘリコバクター・ピロリ菌が胃粘膜に感染すると、胃潰瘍・十二指腸潰瘍や慢性萎縮性胃炎を発症しやすく、胃がんの発生にかかわりがあることがわかっています。

4.検査結果の判定方法

それぞれの検査結果の組み合わせで胃の病気のかかりやすさを3つに分類します。

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A群:胃がん発生のリスクが低い、比較的健康な胃粘膜といえます。胃の病気になる可能性は低いですが、他の胃疾患にかかる可能性もありますので、年に一度は胃がん一次検診を受診しましょう。
B群:ピロリ菌に感染しているため、消化性潰瘍等の胃疾患にかかる可能性があります。小数ながら胃がんの可能性もあるので、毎年の胃がん一次検診と2~3年に1回程度内視鏡検査を受診しましょう。
C群:胃粘膜に萎縮が見られ、胃がん発生のリスクが高い状態です。また、他の胃疾患も引き起こしやすい状態といえますので、1年に1回は内視鏡検査を受け、病気の早期発見に努めましょう。

判定結果がB・C群の方は胃がんハイリスク群に分類されますので、精密検査として内視鏡検査を受けてください。内視鏡検査は保険診療(自己負担)でおこないます。
また、このABC判定では判定結果によって、内視鏡検査を受診するべき適切な間隔が設定されています。医師の説明をよく聞き、定期的に内視鏡検査を受診するよう努めましょう。

5.費用や市胃がん検診(バリウム検査、内視鏡検査)との関係は?

 ○この検査は有料(1,200円)です。
 ○この検査は血液検査のみで簡単に胃の健康度を調べることができるという趣旨のものであり、相模原市でおこなっている胃がん一次検診に代わるものではありません。

6.受診対象者について

本検査の説明を受け、理解・納得をしたうえで希望する者。(年齢制限なし)
ただし、次に該当する方は除外します。

○胃の手術を受けている
○現在、食道・胃・十二指腸の病気で治療中である
○胃の痛み、もたれ感、食欲不振、吐き気など消化器症状、体重減少がある。
○腎不全のある方。
○ピロリ菌除菌を受けた方。
○その他、本法が不適と判断されるとき。
※本検査の特性上5年に1回とします。

7.基本的な検査の流れ

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8.胃がんハイリスク検査協力医療機関 

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